プラスチック条約実現へ
グリーンピースの歩み
【2021年】
プラスチック条約を実現するためグリーンピースが働きかけを開始
世界的にプラスチックを生産から減らす法的拘束力のある国際条約を実現するため、国連への働きかけを開始。
【2022年3月】
国連環境総会でプラスチック条約を2024年までに制定することが決定!
グリーンピース・ジャパンのメンバーを含めたグリーンピース代表団が国連環境総会とその準備会合に参加して、政府代表者などへの情報提供と交渉を行う。
【2022年10月】
グリーンピース・ジャパンが国会議員へ政策提言を開始
国際的なプラスチック規制の流れやG7やG20で日本に求められることについて、日本の国会議員へ政策提言を開始。
【2022年11月】
グリーンピース・ジャパンが「プラスチック条約」に関するメディア勉強会をWWFと共催
野心的なプラスチック条約制定の重要性を共通認識として、WWFとプラスチック条約に関するメディア向け勉強会を共催。
【2022年11月~12月】
第一回政府間交渉委員会開催 in ウルグアイ
グリーンピース代表団が参加し、各国政府や企業の代表者と意見交換し、交渉の後押しに注力。日本政府が、世界的にプラスチックの生産を規制することに消極的な声明*を発表。
【2023年3月】
グリーンピース・ジャパンがプラスチック問題の現状と日本の役割についてメディア勉強会を開催
東京農工大学の高田秀重先生をゲストに招き、日本のメディアを対象に、G7やプラスチック条約の交渉に向けて、使い捨てプラスチックの問題や日本の役割についての勉強会を主催。
【2023年5月】
グリーンピース・ジャパンが「プラスチック条約」に関するメディア勉強会をWWFと共催
政府間交渉委員会に向けて、WWFとプラスチック条約に関するメディア向け勉強会を共催。
【2023年5月】
第二回政府間交渉委員会開催 in フランス
条約の中心となる、各国に課せられる義務の具体的な内容や、進捗の管理方法、国際的義務と各国の努力目標の差別化などの重要な議題について交渉が行われた。グリーンピース・ジャパンからも現地参加。
【2023年9月】
グリーンピース・ジャパンが国際プラスチック条約シンポジウムを開催
グリーンピース・ジャパンが、イクレイ日本事務局(ICLEI)とともに、国際プラスチック条約の採択に向けて、国際シンポジウム「国際プラスチック条約シンポジウム ー 交渉の現在地と展望 ー」を開催した。
【2023年10月】
グリーンピース・ジャパンが「プラスチック条約」に関するメディア勉強会をWWFと共催
政府間交渉委員会に向けて、WWFとプラスチック条約に関するメディア向け勉強会を共催。
【2023年11月】
第三回政府間交渉委員会開催 in ケニア
条約の「ゼロ・ドラフト(条約草案)をベースに、プラスチックの生産削減をめぐる議論が交わされた。グリーンピース・ジャパンのメンバーを含むグリーンピース代表団も現地参加。
【2024年4月】
グリーンピース・ジャパンが「プラスチック条約」に関するメディア勉強会をWWFと共催
政府間交渉委員会に向けて、WWFとプラスチック条約に関するメディア向け勉強会を共催。
【2024年4月】
全国の大学生やユース6団体が環境副大臣らに共同声明を提出
グリーンピース・ジャパンとWWFジャパンの協力のもと、大学生やユース6団体が、世界共通の法的拘束力のあるルールを条約に盛り込むことを求める共同声明を、八木哲也環境副大臣および国定優人環境大臣政務官に提出した。
【2024年4月】
第四回政府間交渉委員会開催 in カナダ
改訂草案を元に、具体的内容について議論が交わされたが、プラスチック生産規制や資金調達の面で議論が難航した。グリーンピース・ジャパンのメンバーを含むグリーンピース代表団も現地参加。
【2024年10月】
グリーンピース・ジャパンが第2回国際プラスチック条約シンポジウムを開催予定
イクレイ日本事務局(ICLEI)とともに、さまざまなステークホルダーを招き、第2回「国際プラスチック条約シンポジウム ー 交渉の現在地と展望 ー」を開催予定。
【2024年10月】
グリーンピース・ジャパンが「プラスチック条約」に関するメディア勉強会をWWFと共催予定
政府間交渉委員会に向けて、WWFとプラスチック条約に関するメディア向け勉強会を共催。
【2024年11月】
第五回政府間交渉委員会開催 in 韓国
国際プラスチック条約の枠組みが決定(予定)
*Japan Statement, 28 November 2022 under agenda item 4 The first session of Intergovernmental Negotiating Committee to develop an international legally binding instrument on plastic pollution, including in the marine environment
プラスチック条約の枠組みが、プラスチックを生産から規制する本質的な内容になるかどうかは、これからの交渉にかかっています。グリーンピースのような国際NGOによる省庁や議員への働きかけ、そして市民のみなさんからも声を届けることが重要です。